あさりの家族日記

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妊活記録⑥夫婦のこと

妊活中、夫との考え方の比較から、自分の性格について理解が深まった。

 

比較的夫はオープンで、プライドも低く(?)気にしない性格なので、

病院へ検査へ行くことや、不妊治療を始めることにとても前向きだった。

 

こどもも欲しがっていたし、『年齢のこともあるし、せっかく近くに通える病院もあるし、通って子どもができる可能性があがるならやってみようよ!』という感じだった。

 

前向きな気持ちにありがたさを感じながらも、『ほとんど通うの私だよ』と、嫌味な私が顔を出す。

 

そして、お金のことも心配になり、

家計簿眺めて、不妊治療にかかる費用の予測を立てている私を横目に見ながら、いつもの『なんとかなるさ〜』といった感じで、全く気にしていない様子にイライラ。

 

30年以上、自分はとてもフットワークが軽くてなんでもやってみる行動的なタイプだと思っていたけれど、

それは旅行や遊びなど、人生に影響の少ないモノゴトノに関する事だけだと気づく。

 

人生の大きな決断や大事なことに関しては、モノゴトの損得を考えたり、ダメだった時のことを考えたり、乗り越える自信がなかったり、しまいには考えることが面倒になったりで、動くのをやめてしまう事が多かったのだ。

 

こんなに自己分析ができていなくて、自分の性格を勘違いしてきたタイプは珍しいだろうか。

人のことなら色々みえるのに。

 

『結婚』を意識した頃に出会った夫を選んだのは、自然と自分の本質(性格)と真逆の要素を持った相手を本能で選んでいたのかもしれない。

 

この考え方の違いが、産後に細々バトルを繰り広げる原因になるのだけど(笑)

妊活中は前向きな夫に救われる事が多かった。

 

男性に直接的な原因がなければ、女性が

多くの治療に時間も心も費やすことになるけれど、やはり不妊は夫婦の問題であり、

関わり方はそれぞれ違うかもしれないが、夫婦2人で同じ方向をみながら、一緒に歩むべきだと思う。

 

結婚式では、結婚式の日に向かって2人で準備をしたけれど、

妊活はゴールと正解のない挑戦である。

この1年間で、2人で共通の目標に向かって、それぞれの役割をフォローしながら実行していくことの難しさと、大切さを学んだ。